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本来、我われには外部から進入してくるウイルス・細菌などの異物=抗原、体内に発現したがん細胞などに対して攻撃・排除し、無害なものに変えてしまう仕組みが備わっています。これが免疫機能、または免疫力と言われるものです。
免疫とは、T細胞、B細胞、NK細胞、NKT細胞、マクロファージ、樹状細胞などの免疫細胞の相互作用によって、「自己=自分自身」と「非自己=異物・抗原」を見分けて、「非自己」を攻撃・排除するシステムのことです。
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免疫力が低下する原因はたくさんありますが、老化による免疫細胞数の減少、生活習慣、肉体的・精神的なストレスが大きな要因となります。
免疫のバランスが崩れると色々な病気が現れます。我われが健康を維持するためには、免疫細胞間同士のバランスの取れた相互関係が大切です。
例えば、アレルギーはその細胞間同士の相互関係が崩れたときに起こってきます。
免疫力が低下して起こる病気の代表ががんです。
我われの体の中には毎日2000〜3000個のがん細胞が生まれており、健康で免疫が正常に働いていれば免疫細胞によってがん細胞は自動的に排除されます。
しかし、免疫力が低下するとがん細胞は分裂をくり返し、大きな塊になります
歳をとって免疫細胞の数が減少すれば、がんを攻撃して排除する免疫細胞の数も十分に増えることができません。がんに対する攻撃力がなくなってしまうのです。がんの患者様が60歳代から多くなるというのもこの理由(老化)によるものなのです。