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培養のための採血は30mlで、2週間おきに治療の前に採血します。採血後の血液から、NK細胞、NKT細胞を含んだリンパ球(キラーT細胞)を遠心分離によって収集し、いろいろな試薬(サイトカイン)を加えた特殊な培養液と培養技術を用いて、細胞を培養します。完備されたCPC施設(細胞処理センター)内で、約2週間完全無菌状態で細胞を活性化し、数を増やします。
最初は、50mlの培養液が入った75cm2のフラスコの中で3〜4日間培養し、次に、150mlの培養液が入った225cm2のフラスコに移し、1〜2日間培養します。培養開始から4〜6日後に、1000mlの培養液が入った特殊なバッグに細胞を移し、最終的に1200mlの培養液中で活性化した細胞を増やします。採血してから2週間の培養で、500〜1,000万個の細胞が最終的に20〜50億個に増えます。
培養には細胞を活性化し、数を増やすために、各種のサイトカインをごく微量使用します。
サイトカインは本来私たちの体の中にも存在し、免疫を活性化させますが、このような物質が患者様の体内に混入すると、副作用として一時的に微熱を発することがあります。このような副作用を考慮して、培養終了時の細胞は遠心機にかけて十分に洗浄されています。
また、培養の途中、培養最終日に、培養細胞が細菌に汚染されていないか、エンドトキシン(細胞内毒素)を測定して細胞の安全性を確認しています。

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培養は、ただ単にフラスコの中で細胞を活性化し、数が自然に増えていくのを待っているのではありません。培養が始まってから終了するまで、毎日まいにち細胞を観察する必要があります。
患者様の状態が一人ひとり違うように、培養している細胞の状態も違います。なかなか活性化しない細胞や、数が増えにくい細胞、自然に死んでいく細胞もあります。このようなときにどうすればよいのか、どのような処理をすればよいのか、判断を迫られることがあります。培養する人の優れた技術と知識が必要になってきます。
患者様の免疫力を高め、がんを攻撃する力強い細胞を確保するために、我われは日夜努力しています。
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福岡せんしんクリニックでは、細胞培養を行うために必要な設備を完備しています。
徹底した管理体制の中で、分離・培養・保存・観察・処置の全工程を、一環して行います。
常に体内と同一の温度で保たれるようにコンピューターで制御して細胞を培養し、、安全キャビネット内で細胞の処置を行います。

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